アメリカでは50年以上の歴史を持つメジャーなモータースポーツであり、1/4マイルのタイムを競います。
エンジンは発進加速とレスポンスの向上のため、排気量を拡大。さらに高回転高出力化と・・・ロードレースには無い独特の進化をしました。
マフラーでいうと[吸入⇒圧縮⇒加速⇒膨張⇒排気]という、エンジンと同様のサイクルを持たせています。例えば、低速(発進)トルクの発生方法です。ロードレースでは(4-2-1)タイプが主流となっておりますが、このタイプのマフラーは内部で排圧同士をぶつけ合う事で排気抵抗を作り、低速トルクを発生させます。それに対しドラッグレース(プロドラッグ)では、パイプ径を細くする事で排気を圧縮し、排気抵抗を作ります。
しかし、このままでは当然の事ですが高回転域での高出力は望めません。細いパイプで高出力を発生させるため、排気の流速を約2〜4倍に加速。これにより高回転域での大出力を発生させています。この流速UPの為に集合部へ配置されているのが加速器(独特の4in1ピラミッド)であり、マフラー内の負圧(真空波)を最大限利用し、排圧を高速化します。そして、この高速化した排圧の速度を維持するため、パイプ内の抵抗を低減させる工程として、段階的にパイプ径を拡大させます。
プロドラッグでは [50.8⇒54⇒60.5] という具合になっており、これはドラッグマシンにおける”メガホン”に相当します。
また、一見してわかる特徴として、他社製品とは比較にならないほど強力な排圧を有しています。エキゾースト内部の排気流速が非常に速いため、エキゾーストパイプそのものが共振し、排気音とは別の低周波を発生している事です。
これらは他社ではほとんど見られないプロドラッグの特徴です。
開発段階では、共振現象のためかスプリングの緩み、破損が相次ぎるなど・・・凄まじいまでの排圧を物語っています。
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